やってしまった...


大学生の息子が今季の一番の目標にしていた国際大会代表選考会の二週間前、練習中に左ふくらはぎに大怪我をしてしまった。

春から夏の過酷なトレーニングを重ね、ようやくシーズンを迎えた初っ端の出来事。
「ここまでやってきたのに何で!」「ごめん、ごめん」と泣く息子に「気にするな。大丈夫」としか言えず。

夜中に救急病院で40針縫ってもらい松葉杖で帰宅した。
怪我の多い競技なので周囲でも怪我をして出られなくなる選手はいるので常に覚悟はしているものの、「何で今?」とやっぱり思う。

そんな問いに答えはもちろんなくやりきれなさが募るばかり。 これまでも何度か同じことがありその都度切り替えて前を向いて来た。今回もそうするしかない。

病院で処置を待ちながら息子に「人間万事塞翁が馬」の話をした。
いろんなことが起こるけど一喜一憂せず一歩一歩やることをやっていこう。禍福吉兆はあざなえる縄の如し。

この怪我にも何か意味があるはず。いやそれ自体に意味はないがこれから意味を持たせることはできる。この怪我があったから良かった、となるように。
今はとにかく1日も早い復帰のためにできることをやる。もし二週間後の選考会に出るという意思があるならそれはそれでやれることもある。
しかし、それを決めるのは本人でしかないので自分で考えて自分で受け止めるように伝えた。
There is a will, there is a way.



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